2024熱中症対策用品カタログ
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失われ、体温調節機能がうまく働かなくなって起きるさまざまな障害の総称です。体温を効率よく調節体温を効率よく調節熱放散水分減少水分減少塩分(ナトリウム)塩分(ナトリウム)体内に熱がこもる体内に熱がこもる(高体温)(高体温)減少 私たち人間は、たとえどんな環境下でも常に36〜37℃の範囲で体温を維持できるすぐれた体温調節機能を持っています。 そのため、気温の上昇や運動で体温が上昇しても、末梢血管を拡張させて体表から体温を放熱したり、汗をかいて「汗の蒸発」にともなう気化熱を放散したりして、上手に体温を下げることができます。 熱中症とは、高温・多湿の環境下で体内の水分と塩分(ナトリウム)が過度に熱放散●発汗と皮膚温上昇によって熱を 放散し、体温を調節。発汗平常時皮膚に血液を集める●体温調節機能がうまく働かず、体内に熱が こもると同時に、体内の水分と塩分が減少。6熱中症になるメカニズム熱中症高温・多湿風が弱い日差しが強い激しい労働・運動体調不良体 温調節機能が壊れた状態。熱中症とは・・・

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