2024熱中症対策用品カタログ
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参考 文献:日刊建設工業新聞社『熱中症 予防・対策マニュアル』2012.3(第4刷)□まっすぐ歩けない。□呼びかけや刺激に対する 反応がおかしい□意識がない。Ⅲ度(重症)の場合(中等症)分 類(軽症)(重症)Ⅰ度Ⅱ度Ⅲ度下記の項目に当てはまる症状がひとつでもあれば迷わず、すぐに医療機関に通報、搬送しましょう。Ⅱ度(中等症)の場合上記項目は あくまでも目安です。 少しでも「おかしい」と思ったら、すぐに医療機関に通報・搬送しましょう。ポイント1頭より少し足を高くして寝かせ、安静にさせ、身体の中心に向かって手足の部分をマッサージしましょう。ポイント2「吐き気を訴える」あるいは「吐く」という症状がある場合、すでに胃腸の動きが鈍っている証拠です。この場合、経口で水分を与えるのは禁物。すぐに医療機関へ搬送しましょう。大量の汗、めまい、立ちくらみ、こむら返り など強い疲労感、倦怠感、虚脱感、頭痛、吐き気、嘔吐、下痢、体温の上昇など※従来の定義では、熱疲労脳神経症状(意識の消失、けいれん、まっすぐ歩けない など手足の運動障害)+高体温意識はハッキリしているが、めまい、立ちくらみ、こむら返り(筋肉のけいれん)、大量の発汗などがみられる場合。涼しい環境へ避難 → 脱衣と冷却 → 水分・塩分の補給 → 安静にさせる□自分で水分を摂取できない。□強い疲労感、倦怠感がある。□頭痛、吐き気がある。□嘔吐、下痢の症状がある。□体温が上昇している。症  状ポイント1救急車などが到着するまでの間は裸に近い状態にして寝かせ、体を冷却するなど、応急処置を進めておきましょう。ポイント2意識がない場合、誤って水分が気道に流れ込む可能性があるので、無理に水分をとらせるのは禁物です。水分補給より、医療機関への搬送が緊急課題です!※従来の定義では、熱けいれん※従来の定義では、熱射病7Ⅱ度(中等症)熱中症の症状Ⅰ度(軽症)Ⅲ度(重症)

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